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浮気・不倫調査について

【探偵の浮気・不倫調査】尾行や張り込み方法について教えます その2

探偵が行う浮気調査など、行動を調査する際の尾行調査のスタイル

 

                            
尾行を開始する前に、まず尾行のスタイルを明確にしなければなりません。
調査内容や調査条件、時間帯、地域等によりそのスタイルを使い分けます。尾行のスタイルは大まかに次の二種類に分類することができます。

 

探偵の調査は色々なものがありますが、尾行調査は基本的な調査方法となります。
ガルエージェンシーが経営しているガル探偵学校の中でも、実習は主に尾行に関するものとなります。
探偵が調査で費やす時間の多くは、張り込みや尾行の調査となり、この調査ができなければ探偵としては一人前とは言えません。

 

 

張り込みや尾行調査は探偵の基本中の基本でこの調査手法が苦手では、一人前にはなれません。
何度も繰り返し経験することで、色々なケースで臨機応変に対応することができます。
尾行調査は対象者の行動を踏まえ、不審がられることが決してないように、調査を行う必要があります。
ケースによっては、何時間も張り込みを行い、数時間の尾行調査を行うことがあります集中力を保ったまま継続することになります。

 

【ルース・テイル】
Loose
英語で「解きはなたれた」「ゆるんだ」を意味する単語。
テール
自動車や航空機などの後尾の意味

 

 

 

 

 

 

 

 

対象者との距離を遠目にとって、尾行に気が付かれないことを第一に考える方法です。

メリットとしては、対象者に尾行調査をしていることが気が付かれにくい。
デメリットとしては、対象者を見失ってします可能性が高くなります。

どのような場合に向く尾行調査方法かと言うと
・人通りの少ない地域
・夜間で人の少ない、住宅街など
・対象者が警戒をしている場合

調査中の環境によって対応する必要があります。人混みの中ではすぐに見失ってしまいますので、注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【クロス・テイル】
close
英語で近いという意味。

対象者との距離を近めにとって、とにかく危険を冒してでも対象者を見失わないように尾行調査をする方法です。
メリットとしては、対象者を見失う可能性が低くなる。
デメリットとしては、対象者に不審がられてしまう可能性が高くなる。
どのような場合に向く尾行調査方法かと言うと

 

・人混みの状況、繁華街、地下街、混んでいる駅などとにかく人が多い場所
・調査の詰めの段階、重要なシーンで近づいて撮影をした方がいいと思われるような状況

 

二つの尾行の調査方法を組み合わせて行うスタイルもあります。
調査員が複数で尾行を行う場合、一人が割と近めで尾行を行い、残りの探偵は後方で尾行を行います。
状況に応じて、メンバーを入れ替えながら、対象者に不審がられることの無いように調査を行います。

左記はCがクロス・テイル、A・Bがルース・テイルで尾行を行い、対象者が重要な人物と接触しそうになった時にCをはずし、
対象者を安心させたところでA・Bが接近します。

 

また、この手法は警戒度の高い対象者の面取りを行うときにも有効です。
Cが面取りをしておいてA・Bに合図し、Cはそのまま姿を消して対象者を安心させることができます。

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